塩見允枝子｜Performances & Visual Works 2021 in Kobe

このたびSALONでは、「塩見允枝子｜Performances & Visual Works 2021 in Kobe」を開催いたします。

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アーティスト塩見允枝子は「境界」を軽やかに超えていきます。

美術と音楽、芸術と日常、演者と観客、視覚と聴覚、時間と空間、物質と空想……。

「塩見允枝子 Performances & Visual Works 2021 神戸」では、造形作品に加え、

今回会場に合わせて新しく設置された《二重窓》と《方向のイヴェント》のインスタレーション2作品と、

物質的に固定展示をすることが困難なパフォーマンス作品およそ10作品を、８日間限定で展示･上演いたします。

塩見の作風は、それぞれあらゆる次元において、時にはささやかに、

そして無垢な軽やかさで「境界」を捉え、跳び越えて遊ぶかのような側面を有します。

時代が大きく動き、さまざまな既存の枠組みが崩れ変化していく今こそ、

親密さでもって「境界」と戯れる塩見の作品は大きな意味を持つことでしょう。

この度は神戸のSALONから、塩見本人との対話による制作を通して、

世界に向けた豊かな視点に意識を向け共有する場を提供いたします。

courtesy of Yumiko Chiba Associates　撮影：植松拓磨

【塩見允枝子（しおみ･みえこ）】

1938年岡山市生まれ。東京藝術大学楽理科在学中に小杉武久らと実験的音楽集団「グループ･音楽」を結成。64年に渡米してフルクサスに参加し、翌年〈スペイシャル･ポエム〉シリーズを開始。70年に大阪へ移住してからは、パフォーマンス性のある室内楽を多数作曲。90年ヴェニスのフルクサス・フェスティヴァルへの参加を契機に、国内外でのフルクサスの催し物に携わるようになる。その活動は作曲、パフォ－マンス、視覚作品の制作など多岐にわたる。

｜パフォーマンス｜

日時／演目	2月20日［土］14:00-14:45 《二重窓ヴァージョン神戸》《ギターの為の影の音楽》《そして夜鶯は翔んだ：ことばのキャッチボール》《ボディー･ポエム》《並行する時間 N. J. パイクへ》
	2月21日［日］14:00-14:45 《ブルーバードと消しゴム》《並行する時間 N. J. パイクへ》《パッシング･ミュージック》《３分間のハドソン･リヴァ―》《方向のイヴェント 2012/2020》
	2月27日［土］14:00-14:45 《二重窓ヴァージョン神戸》《円周上の詩》《ヴィオラ･ダ･ガンバの為の影の音楽》《ボディー･ポエム》《方向のイヴェント 2012/2020》
	2月28日［日］14:00-14:45 《アザレアと影法師》《ギターのための影の音楽》《並行する時間　N. J. パイクへ》《３分間のハドソン･リヴァ―》《方向のイヴェント 2012/2020》
	3月 6日［土］14:00-14:45 《二重窓ヴァージョン神戸》《パッシング･ミュージック》《そして夜鶯は翔んだ：ことばのキャッチボール》《ボディー･ポエム》《方向のイヴェント 2012/2020》
	3月 7日［日］14:00-14:45 《並行する時間 N. J. パイクへ》《デルフィニュ―ムと海底火山》《３分間のハドソン･リヴァ―》《円周上の詩》《パッシング･ミュージック》
	3月13日［土］14:00-14:45 《二重窓ヴァージョン神戸》《ギターの為の影の音楽》《瞬間移動とオブリガート》《３分間のハドソン･リヴァ―》《パッシング･ミュージック》
	3月14日［土］14:00-14:45 《そして夜鶯は翔んだ：ことばのキャッチボール》《円周上の詩》《ボディー・ポエム》《並行する時間 N. J. パイクへ》《二重窓ヴァージョン神戸》
料　金	1,000円（税込）
出　演	野営地
定　員	10名（予約優先）
ご予約	野村美貴子　tel: 090-2351-0048　yaeichi8h@gmail.com

【野営地（やえいち）】身体をつかったアート･音楽･パフォーマンスをするためのプラットフォーム。

川田智子｜リトミック講師、幼児音楽講師。現在リトミック研究センター認定教室吹田市尼崎市2教室主宰。

倉本高弘｜1982年頃からライブハウス等で即興演奏をおこなう。1987年よりフリーペーパー『月刊かえる』制作。

塩地加奈子｜ピアニスト、音楽講師。古楽から現代音楽まで幅広い演奏活動を行っている。常盤会短期大学兼任講師。

髙橋真理子｜パフォーマンス、即興演劇、時代劇映画、伝統芸能、舞踏、即興演奏（息･声）、合唱などで活動。

高松志奈｜声楽家 (Mez)、音楽講師。オペラ、宗教曲のソリストとして活動。最近は障がい児者の指導にも力を入れる。

寺内大輔｜作曲家、即興演奏家。世界12か国の芸術祭、コンサートで作品発表や即興演奏を行う。広島大学准教授。

冨村憲貴｜作曲、即興、クラリネット、指揮、英文学、英語教育に携わる。レトロゲーム音楽愛好家。呉高専准教授。

野村美貴子｜深新會関西会員、なにわ芸術祭参加。作曲家としては演奏家との協働で音空間を作り上げることに没頭。

橋爪皓佐｜作曲家、ギタリスト。近年は「音の共有」をテーマに活動。アーティストコレクティブ「ロゼッタ」主宰。

橋本玲子｜行政書士（専門は知的財産権）、作曲家･パフォーマー、NPO法人代表理事の3足のわらじ。

増野敦子｜ピアノを専攻。短大講師を経て大阪市内にてギャラリー勤務。文芸･演芸も好む。

丸尾喜久子｜作曲家、保育者養成の経験より「声と打楽器の即興音遊び」ワークショップ、混声合唱団「Coro Vista」音楽監督。

三宅珠穂｜作曲家、即興演奏家。イタリアICOMS国際作曲コンクール特別賞受賞。

森すみれ｜薬剤師を経てアーツ表現セラピスト、ヨガ･オブ･ボイスプラクショナー＆ティーチャー。

山根明季子｜過剰な消費や幼児性について一音とドローンを軸に探求。ワルシャワの秋、アルスムジカ等で楽曲上演。

若尾久美｜京都「Social Kitchen」の運営に携わる一方、カフェ「hanare」で食事をふるまう。「映像楽譜」制作。

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塩見允枝子｜Performances & Visual Works 2021 in Kobe

会期｜2020年2月20日［土］、21日［日］、27日［土］、28日［日］、3月6日［土］、7日［日］、13日［土］、14日［日］11:00-17:00

※上記以外の日にご来場をご希望の方は、前日までにメールにてご連絡ください（yaeichi8h@gmail.com）

会場｜SALON（神戸市中央区海岸通5番地商船三井ビル203A号室）tel: 078-393-1187 / email: info@salon-and-associates.com

主催｜野営地

企画｜山根明季子（作曲家／パフォーマー）

協力｜林寿美（インディペンデント･キュレーター）、jwcm

助成｜公益財団法人神戸文化支援基金、令和2年度芸術文化活動機会促進事業（兵庫県）

◎新型コロナウィルス感染症拡大の状況により、開催中止となる場合がございます。

◎パフォーマンスの演目は変更となる場合がございます。

◎ご来場にあたってのお願い
・マスクの着用をお願いします。
・発熱、咳、倦怠感などの症状のある方はご遠慮ください。
・手洗い、アルコール消毒にご協力ください。