SALON showcase|La Rificolona

これからの時代に必要な「技」と「知」をご紹介する、SALON showcase。第三回でご紹介するのは、手作業で靴づくりに取り組むご夫婦、中田吐夢さんと真弓さん。

 

 

 

現在、徳島に暮らすおふたりは、もともと神戸芸術工科大学の同級生。吐夢さんは卒業後、神戸市内の自転車輸入会社でグラフィックとプロダクト・デザインの仕事に就き、真弓さんは自動車会社に勤務しますが、それぞれが仕事のかたわら、元近江の靴職人から靴づくりの基本を学びます。そして2013年にともに渡伊。イタリア、フィレンツェの総合芸術学校アカデミア・リアチで、マエストロのアンジェロ・インペラトリーチェ氏から木型づくりからパターン製作、革の選定、縫製まで、靴づくりのノウハウを修得し、その後、老舗紳士靴店「マンニーナ」に勤務。帰国後、2016年春にはオリジナルブランド「ラ・リフィコローナ」を立ち上げ、おふたりで注文による靴づくりに勤しむ日々を送られています。

 

 

注文靴は「ビスポーク・シューズ(Bespoke Shoes)」と呼ばれます。まずは、床に紙を敷いて、注文主の両足を隅々まで採寸する作業からスタート。その人の足のかたちの特徴や歩き方の癖など、細かいところまで知ることが靴づくりの基本なのです。その上で、注文主と希望する靴のスタイルや革質、色、履き心地などについてコンサルティングを重ねていきます。その後、専門職人に依頼して木型を製作し、さらに数週間をかけて試し履きのためのトライアルシューズを仕上げ、再び注文主とコンサルティング。最終調整を行います。完成品のお目見えにはさらに時間がかかりますが、こうした作り手と使い手の丁寧な対話といくつもの工程を経るからこそ、あなたにぴったりの一足が出来上がるわけです。

 

 

ヨーロッパのクラシカルな靴を日本人として解釈し、一足一足丁寧に作られたた靴は、「男女を問わないデザイン」と「まるで靴下を履いているかのような履き心地」が魅力。今回行われる三日間のイベントでは、採寸後に木型を作り、トライアルシューズから完成品までを手がける「フルオーダー」と、サンプルをもとに色や革質などをカスタマイズできる「カスタムオーダー」を特別に承ります。

「フルオーダー」でご注文の際は、前金として2万円を申し受けます。

 

| SALON showcase | La Rificolona(ラ・リフィコローナ)

2017年1111日(土)10:00-17:00

2017年11月12日(日)10:00-17:00

2017年1113日(月)11:00-18:00

 

| SALON talk |

2017年1111日(土)14:00-15:00

guest: 中田吐夢・真弓 moderator: 林 寿美

材料、道具や製作過程のサンプルなどを用いて、お二人の靴づくりについてお話を伺います。